ユウカリノキ二〇〇四年 台風の後

2005 1,455×894 油彩・カンヴァス

ここから「木」のシリーズがはじまりますが、こちらは、もと農学部だったところが、美術館や芸術劇場になり、ほとんどの樹を切り倒し、メモリアルの木だけを遺したために、防風林の役目をしていた素晴らしい森が無くなり、しかもコンクリートで、固めたために木が枯れかけ、瀕死の状態になりました。
大急ぎで作品を描きあげ、絵の場所県美で個展を開きました。50点くらい。それで、作品は、坂本正直にしては、荒い描き方になっています。
新聞やテレビが大きく取り上げ、まったく動こうとしなかった県が動き、周りのコンクリを外し、ユーカリの木は助けられました。今、その木は、大きく豊かな枝を伸ばしています。
裏に題名の無いものも多いですが、それだけ急いでいたことが伺えます。
記録や県を動かす、絵を通してそんなこともしていました。(坂本正直長女 所薫子)




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