坂本正直は、戦争被害だけでなく戦争加害を多く描いています。
「莫愁湖ー馬が見ていた」「莫愁湖ー馬たちは見ていた」に見えるのは銃剣でしょうか。この2作品を描き遺しています。

莫愁湖-馬が見ていた
莫愁湖-馬が見ていた
莫愁湖-馬たちはみていた
莫愁湖-馬たちはみていた

坂本正直作品の裏には、題名の他に制作年を入れています。
題名不明の2作品は不明です。未完成だと思われます。
「どうしても伝えておきたいこと」を200号作品を同時進行で、狂ったように描きまくっていたかと思われます。

(不明)
(題名不明)
(不明)
(題名不明)

「莫愁湖」も最初は黒や青の点々が狂ったように叩きつけられ塗り込められていたかと思います。
その怒りを収めるようにパレットナイフで削り、削り、静かな莫愁湖が月の光に浮かび上がって来たかと思われます。

莫愁湖
莫愁湖

「手榴弾ーながめていた」「飯をくいつつながめていた」などの作品を通して、坂本正直は戦争加害を告発し続け、人間は戦争へ行くと神経が麻痺してしまうということを私たちに伝えています。

手榴弾-ながめていた
手榴弾-ながめていた
めしを食いつつ見ていた
めしを食いつつ見ていた

「莫愁湖」で何があったのか・・・
「戦争ー人間が人間を」これに結局は連なると思います。

戦争-人間が人間を
戦争-人間が人間を

題名にある「莫愁湖」の近くには「南京虐殺記念館」があります。

>>フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』│侵華日軍南京大屠殺遭難同胞紀念館

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