• 自画像

自画像

昭和25年の夏
生目村大字跡江の家で
この自画像を描く
跡江の家わらぶき
納戸のおだれ屋根に
光線入れをつくった。
バックは鳥海の静物画
色にかかれたものを
心にとめ気合をかけて描いた
のを覚えている
その時は東の縁側で描いた。
林武先生が武蔵野美術学校で
このバックだけは ほめてくれた
坂本繁二郎と親戚かと
聞かれるなど…26年夏

絵裏に貼られたベニヤ板に記述
宮崎県美展、初受賞作? (2回の従軍から帰国し、35歳頃?)

立命館大学国際平和ミュージアム 所蔵

Project Details

  • 1950

  • 647×534

  • 油彩•カンヴァス